デジタル一眼レフ、今秋(冬)の話題はSONY製新型1600万画素CMOSを積んだPENTAX K-5とNIKON D7000で持ちきりのようですね。
特にK-5は今まで課題であったAFの速度&正確さ、高感度ノイズといったPENTAXにまつわるネガティブな面を払拭して、
革新のモデルチェンジと云うべき進化を遂げた!
各ベンチマークテストの結果でD7000にまったく引けをとらず、
それでいて、PENTAXの良さでもある色彩・ダイナミックレンジ・階調といった面をブラッシュアップして、
フルサイズ機との比較でも対等に闘ってしまうという結果に、判官贔屓のアタシなどは涙を流して喜んでいるとこでございます^^
一方、オリンパスの旗艦、E-5ではあるが、こちらは今のところまったく相手にされていない状態(特に日本国内)_| ̄|〇
そういう自分もまったく期待しないで購入した一人で、そもそもはまったく買う気もなく、スルーしようと思ってましたね。
たまたま、オリンパス(プレミアム)会員の特典やら機材を登録したらもれなく貰えるボーナスポイントに丸投げ状態のキャンペーン等、
すべてツギ込むとなんと、旧型E-3の叩き売り値よりも安くなったというマジックがあったのでポチってしまっただけです(爆)
発売前の下馬評ではボロクソなんてもんじゃないくらい叩かれ捲くって、オリ党のブログでさえ、罵詈雑言が飛び交い、
ネガティブキャンペーンの嵐、荒れに荒れ、炎上しかかり、敢え無く閉鎖したりなんだりという騒ぎだったのを覚えておりますw
たしかに旧型のセンサー(1200万画素)、AFポイント・連写スピード等、何ら変わらず、
マイクロ機からのキャリーオーバー程度のマイナーチェンジで、
見た目のスペックとしては3年かけたフルモデルチェンジとはお世辞にもいえないシロモノにしか思えませんでした。
しかし、しかし、しかし、なんですよ!!!
画素数・超高感度低ノイズ主義のドグマに侵されたスペック信者とは一線を画すモデルチェンジだとは...
実写するまで全く想像することは出来なかったのです☆☆☆
ということで、今や絶賛の誉れ高いK-5との実写での比較、まずはご覧くださいませ~
※条件といたしまして、比較の土俵を同じにするため、レンズは全てPENTAX KマウントでE-5にはワッカを噛まして装着w
(参考として1枚だけ松玉(ZUIKO DIGITAL ED150mm F2.0)のショットあります)
<絞りはすべてF5.6>
<ISOは400固定>
トキナープロ(Tokina AT-X828AF PRO 80-200mm F2.8)は、
K-5がテレ端200mm(換算300mm)
E-5は換算300mmになるよう150mm付近使用。
77リミテッド(smc PENTAX-FA77㎜ F1.8 Limited)は画角そのまま(当然かw)
もちろん三脚固定(同じ三脚)でピントはMFライブビューで最大に拡大して0.1mm単位で完璧に合わせております(爆)
なお、RAWで撮影後、K-5はカメラ内RAW現像(カスタムイメージはリバーサルフイルムでエクストラシャープネスを1段増し)、
E-5は純正ソフトでRAW現像(カメラのパラメーター以上の設定は出来ない!)
その後、PC上ではリサイズ時含め、一切補正なしです(アンシャープネスマスクもなし)!
まずはK-5&トキナープロをば!(画像はすべてクリックで拡大できますので拡大してご覧くださいませ)
(さらに…)