Archive for the ‘汽車ポッポ’ Category

SLニセコ号 2011

月曜日, 10月 31st, 2011

今年はまったく汽車ポッポを写せずにいた。

この日は休みで朝から運河プラザ参番庫の写真展に在廊していた。

9時45分頃、妙な胸騒ぎとともに今、写しに行かねば、一生写さなくなるんじゃないかという焦燥感に駆られた(爆)

 

ギリギリのタイミングで砂留に駆けつけた!

もちろん、ニセコ号撮影のことなど想定していなかったので一眼など持ち歩いてない。

懐刀のGRDⅢ一発勝負だった…

 

GR DIGITAL III

撮影:2011年10月28日

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一本勝負写真展は、おかげさまを持ちまして昨日終了いたしました。

来館者の滞在時間の長い、かつてない充実した写真展だったのではなかったでしょうか?

個人的完成度は過去最高のものでした!

そして、滞在時間のもっとも短い自分ではありましたが、すべて支えてくれた仲間たちにこの場を借りて最大の感謝を申し上げます。

 

 

万字線 – 朝日駅 – 4110型蒸気機関車2号機(豆タンク)

火曜日, 11月 9th, 2010

 今年の春 桜と絡めた豆タン^^

4110型蒸気機関車2号機

 PENTAX 67II + smc PENTAX67 45mm F4 + KODAK PROFESSIONAL EKTACHROME Film E100VS

 撮影:2010年5月18日

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GH2 ファーストショット(ベンチテスト)@長中裏のキハ

土曜日, 10月 30th, 2010

 マイクロフォーサーズの旗艦・Panasonic DMC-GH2

 フルHD動画を撮ることも視野に家電屋さんのカメラがどこまでやらかしてくれるかも興味がありました。

 で、いきなり有無も言わさず過酷なテストです!

 たぶん、この条件ならハイエンドデジタル一眼レフでも泣き入るんじゃないかと思います(;´ρ`)

 日没後(ロケーション的に山際に太陽は沈んでいる)の山線をけっこうなスピードで通過する気動車を連写にて。

 感度は黙ってISO1600 一昔前では大きめのセンサーでもノイジーで使えなかったよなぁ...

 

 ホントはもう一本早い時間(1時間前)に仕留めたかったんだけど、上の子が札幌から帰ってくるんで迎えに行って間に合わなかったorz

 

 

 後から画像を見て、あまりの暗さに驚いてしまった(苦笑) 現場では初めてのカメラで設定するのにいっぱいいっぱいだった(爆)

 

 

 このショットの直前でちょっとAFが迷い、この後にもう1枚ドアップで狙おうとしたが決まらなかった_| ̄|〇

 でも、冷静に考えてみるとこれだけの光量しかないというか暗がりでコントラストAFで止められていること自体凄いんじゃないかと!!

 (ちなみに画角はテレ端、換算280mmです~)

 

 Panasonic DMC-GH2  + LUMIX G VARIO HD 14-140mm / F4.0-5.8 ASPH. / MEGA O.I.S.

 撮影:2010年10月29日

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 いずれまた別な条件など、いろいろとレポートいたします~ もちろん動画も^^◎

 

SLニセコ号@オタモイ 2010 (PENTAX K-5 ファーストショット^^)

水曜日, 10月 27th, 2010

 ご無沙汰しておりました(^_^;)

 なかなか更新出来ておりませんが、ネタは万字ズリ山に比肩しうるほどございます^^;

 カメラ機材ネタなど一部ヒンシュクをかうようなものから、純粋にフォトジェニックな絵など、ヨリドリミドリでございます(爆)

 かように今回は機材ネタの一面をもたせながら純粋に鉄っちゃんでございますww

 PENTAX K-5 自分が初めて手にしたペンタックスのデジタル一眼。

 いままでペンタックスはフイルム(135判 67判)とガラパゴス化しておりまして、

 デジイチはひたすら自分的に納得できるのが出るまで待ち続けておりました。

 苦節ww5年、ようやっと現れたのがK-5(爆)

 これはとっても良いカメラですよん◎

 何がいいかってのは他所の様々なレビューでもご覧くださいませ(笑)

 一つだけ自分がここで述べるとしたら軽やかなシャッターの音質、これに尽きます(爆)

 本気でフイルムカメラに迫る愛着感をもった2強にはないユニークなカメラです~

 

 では、本題・・・・・最新のデジ専レンズ持ってないもので銀塩時代の他社製レンズ(Tokina PRO 80-200)にて(^_^;)

 ...感度はまったく躊躇わずにISO800に設定したww

 最新のデジ専レンズ(特にフォーサーズ)と比べると、ヌケの良さやクッキリ感は一歩以上譲るな(^^ゞ

 

 

 でも、K-5の絵作りなんだけど、全体の情景描写、ライブ感は秀逸で、レンズ由来の至らない部分をカバーしきっているようだ!

 

 

 ただ、問題はAF(^_^;) K-5自体AF性能は格段に優れたものになっているんだけど、

 さすがに一昔前の銀塩用AFレンズで完璧に合ってくれるのは無理ってもんでしょ(^^ゞ

 その辺のクセを意識しつつ、なんとかAFを手懐けて撃ってはみたけどねぇ...^^;

 

 

 おそらく最新のDAレンズだとAFは格段に云う事を聞くようになると思う◎

 絵作りはホント今まで自分が使ってきたフォーサーズと比べて新鮮かつフイルムっぽい質感(ライブ感とか)あるように感じてます!

 

 PENYAX K-5  + Tokina AT-X828AF PRO 80-200mm F2.8

 撮影:2010年10月23日

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 ところで、フォーサーズはどうしているのかといいますと...今回は動画を撮ってみました(^^ゞ

 E-P1に竹の望遠ズームです!!

 ようつべにてww

 OLYMPUS E-P1 + ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD(竹の望遠ズーム)

 

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010

金曜日, 2月 26th, 2010

 新夢が丘・・・湿原号写真のロケーションの中では撮影場所までの道のりが遠く登山もあるために、

 最も難易度が高い“秘境”ということになっている...

 昨年、beniさんがトライして見事な風景を切り取っていた!のもあって、

 自分的には全く違った切り取りでそこを撃ち落してみたいと構想を練っていたw

 ちなみに“新”があるのだから“旧”もあって、ふつうの「夢が丘展望台」というのがデフォルトで存在している。

 しかし、さすがは釧路湿原だけあって、メンテナンスが行き届いていないと木がすぐに成長し、

 展望台が森になって何も見えない単なる丘になってしまうサダメなのだ(爆)

 そしてご多分にもれず、新夢のほうも木が成長しているようで、

 今まで使えていたロケーションがNGとなってしまい、

 イナバ物置よろしく100人乗っても大丈夫、とはいかなくなってしまった_| ̄|〇

 今年はさらなる秘境を目指していたbeniさんも人跡未踏の地に辿りついたとしても何も見えなかったかもしれない。

 新天地へと往く路も覚束ないまま、いつのまにか今年も新夢で撮ることになったようだw

 で、秘境ということで最難関ということであったが自分的には屁でもなかったといったところだ◎

 どちらかというと、体力的なことよりは在来線が通る時間帯、時刻表のチェックが大切なことだろうか?

 雪原は音を吸収するので、列車の存在に気付きにくいので危険なんですわ(^_^;)

 その点(ダイヤ)は近くにいる筋鉄軍団に聞くと懇切丁寧に教えてくれると思う^^

 それと秘境ということで厚めの服装で行ったのが失敗で、思いのほか天気が良くって、

 陽差しが強く、全身汗だくで雪で顔を洗ったことでしょうかね(笑)

 撮影場所には今年の重連が標茶までの運行ということもあって、例年ではあり得ない数の鉄ちゃんがいた!

 ただし、偶然かもしれないが、皆、快いマニアさんばかりで、安心できる環境だった◎

 罵声や雄叫びが全く聞こえなかったのが実に清々しかった^^

 

 定刻...遠くの方から汽笛が鳴り渡り、しばしの刹那、重連が思いのほか煙を巻き上げながら現れる!

 普通、此処からは雄大な湿原を絡め、横位置で全体の雰囲気を出す構図がお約束なのだが、

 普通ではない自分は脇差(?)の100mm画角でまずは縦位置にブッタ切る(爆)...絶対に被りようないのが自慢だ(笑)

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010 _001

 OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD(竹の望遠ズーム)

 (今回投稿の画像はクリックするとすべて拡大してご覧いただけます!)

 

 

 で、やりたかったのはコレ...高い打点からの正面突破!

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010 _002

 

 デジボーグ(天体望遠鏡)を此処でやらかすお馬鹿さんはアタシくらいだ(爆)

 一見、この写真を見て此処が何処か?なんて証拠を残すつもりは微塵もない!

 しかし、大自然の中、この高い視点からの圧縮切り取りなんて出来る場所は限られている◎

 山の上から如何に迫力が伝わるかだけを考えた☆

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010 _003

 

 念のため1.4倍GRテレコン外して換算1000mmにしておいた(^^ゞ

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010 _004

 

 思いのほか煙が多くて(苦笑)、後方のカニ目がちょっと隠れてしまったけどネ^^  Goodでした~☆

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010 _005

 OLYMPUS E-620 + BORG77EDII

 撮影:2010年2月6日

 

 ...ここで残念なお知らせ...

 先日2月21日、「太鼓のロクさん」こと、高田 緑郎さんが人生のバチを置かれた...享年94歳。

 SLニセコ号運行時に倶知安駅で太鼓を叩く姿を知ったのが自分は最近のことだった...

 1年半ほど前に倶知安駅にてお会いして、お話を伺えたことが良き思い出として残っている...

 1951年頃から国鉄倶知安機関区に勤める傍ら、旧国鉄野球部の応援を始めたそうだ。

 小柄な身長150センチの身体から力いっぱい太鼓を打ち鳴らしていた姿が印象的だった。

 相手の好プレーにもエールを送る人柄は敵味方関係なく多くの人に慕われていた。

 昨年3月に心臓病で入院したが、退院後もバチを握り、7月の都市対抗道予選で周囲の制止を振り切って

 3時間も演奏、直後に意識を失い病院に運ばれたそうだ。

 野球の応援はそれが最後となった...(2010.2.23 道新朝刊小樽後志版より)

 

 ダスヴィダーニャ、ロクさん(涙)   ご冥福をお祈りいたします。