万字 ~ 二代目「英橋(はなぶさばし)」

 えー、2年前の蔵出しお写真です。

 先日の写真展『まちの記憶−手宮線がつないだもの−』に出展した作品と云うことで...

 

 二代目 英橋

 万字の炭鉱マンたちが家から仕事場である炭鉱に向かうときの通り道・近道としてつかわれた重要な橋。

 ちなみに初代は吊り橋で現存しない。

 昭和12(1937)年、ポンネベツ川に架けられた全長約80m、幅約5mの鉄筋造。

 このコンクリートの二代目は、両端に花の形した電燈を飾り、洒落たデザインで、 まちの“誇り”であった。

 冬は積雪の多い地域ゆえ、橋の中心が雪で盛り上がり通行人が滑って橋から落ちないよう、

 住民総出で雪掻きが行われるのが冬の風物詩だったと云う。

 現在は、道路拡張のため、三代目英橋((昭和44(1969)年完成 その7年後、万字炭鉱は閉山した))に架け替えられたが、

 その下(横)でまちの“誇り”は、ひっそりと惰眠を貪っている...

 

 谷底に吸い込まれそうだ!

 

 

 写真展出展作品

 この時がミツウマさんの「特長」初出陣で大活躍!! まったくもって冷たい思いも危ない思いもすることはなかった^^

 

 

 真下から見上げた二代目と三代目。目の錯覚で低いはずの二代目の方が三代目よりも高く聳えているかのように見える!!

 

 

 鉄塔が流行っているようで鉄塔ではないけど類似性のある橋脚をば下から覗き見上げてみるww

 

 OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0(松の超広角ズーム)

 撮影:2008年11月29日

 (画像をクリックすると拡大してご覧いただけます!)

 

 この日はこのあと、万字猫を写し、三笠~幌内変電所・幌内神社を写してから小樽に戻って「ちまちま展」を撮影したという強行軍だった(^_^;)

 ちなみに、続編もあります!! いつUPできるかわかんないけど(爆)

 集落や万字猫、そしてポジ(PROVIA 100F)で写した情景も^^◎...

 

3 Comments

  1. Rufard より:

    ラストの足下からのぞき込み、鉄塔より迫力あります!
    ※鉄塔写真では足下からののぞき込みを「結界」と呼んでいるそうです(笑

    実際にプリントされた写真で見たあの青さが鮮烈でした。
    青空のさっぱり感と、7-14の超広角でも入り切らない重厚な橋の対比。
    いい景色~。撮りに行きたくなりますw

    • 本部長 より:

      Rufardさん、「結界」というんですね! アタシの知らない世界です(^_^;)

      この日はこれまた空が冬の青空で神々しいばかりでした。
      オリンパスブルーがこれでもかというほど出てくれました...というかRAWからいじっているので何ともいえませんがね(^^ゞ

      この英橋、真面目に巨大です!
      しかも、遠景から写せる場所がないので自ずと超広角の出番です^^
      しかし、12mmつかっても入りきらないでしょう^^;
      だからといって魚眼で歪めたくもないし。
      バーチャルにはなりますが、円周魚眼とかつかってパノラマ3Dという方法で写して記録に残すのがベストだと思ってます。
      いよいよパノラマ3D用の機材を調達するか悩みどころ。
      手に入れてもなかなか写しに行けないですからね。
      でも、ホントにパノラマ3Dで残したいモノがたくさんあるんですよ☆

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