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野付半島のオオワシ<飛翔>

火曜日, 3月 23rd, 2010

 野付半島に戻ります(^^ゞ

 さて、オオワシの情報がないかと、最寄りの野付半島ネイチャーセンターへと寄りまして、

 係のオネイサンにいろいろとお話を伺ったところ、

 「アッチの浜のほうにアザラシが上がっているんでみてきてください」という。

 その言葉の意味するところをのんき屋の自分は勘違いして、

 アザラシが浜で日向ぼっこでもしながら鳥と戯れているんだろうと妄想していた(苦笑)

 で、行ってみたのですが、そこでは驚愕の現実を目の当たりにしたのでした!

 いやぁ、まいりました(*゚∀゚) 浜に上がっていたのはアザラシの屍だったんですよ_| ̄|〇

 普通、家畜だったら野生動物の餌食になる時はやわらかい下腹部(正確には陰部)から貪られます。

 で、アザラシの場合は下腹部のほうも硬い毛皮で覆われているので、

 鳥たちは一番やわらかい頭部(正確には眼球や口腔)から啄むのでした。

 そこには無残な頭部を晒したアザラシの屍が横たわり、それを鳥たちが啄むシーン...

 まさに鳥獣戯画じゃなくって地獄絵図(,,゚Д゚)

 さすがにそれはUP出来ません×××

 

 気を取り直して、オオワシが大空へと舞い上がるところを◎

 (今回投稿の画像はクリックするとすべて拡大してご覧いただけます!)

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 接近!

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 なんか挙動不審(^_^;)

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 テイク...

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 オフ...

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 近づき過ぎて画角に入らん(^_^;)

 

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 アディオス...

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 この大空に~翼をひろげ~飛んで行きたいよ~悲しみの無い~自由な空へ~翼はためかせ~行きたい~

 

 OLYMPUS E-3 + BORG77EDII + 7215(1.4倍テレコンGR「ゴーストレデューサー」)

 撮影:2010年2月22日

貝殻島灯台

土曜日, 3月 20th, 2010

 今回(道東行脚2010後半戦)の目的のひとつが貝殻島灯台を写す、ということだった...

 

 貝殻島は、いわゆる北方領土の歯舞群島にある。

 低潮時には海面上に有るが、高潮時には水没するため、

 本来、国連海洋法条約で言うところの低潮高地であって、島ではない。

 納沙布岬と水晶島を隔てる海峡、珸瑶瑁水道

 (ソビエツキー海峡 Пролив Советский)のほぼ中間地点にあり、

 納沙布岬からの距離は3.7kmである。

 島というよりは岩礁に近く、1937年に日本により建設された貝殻島灯台がある。

 貝殻島灯台は灯台基部と共に基礎部分の劣化が進み、

 傾いた姿が納沙布岬から目視で確認できる。

 灯台は消灯と復旧を繰り返している(最近はどうなっているのかな?)。

 (Wikipediaより(^^ゞ)

 

 で、此処で何をやらかしたかったかというと、BORGの威力を試してみたいということに尽きますw

 そんなんで近距離砲(広角?)は一枚も撮ってなく、

 よーく考えてみるとBORGだけの画では距離感がよくわかならかったりします(爆)

 というわけで、距離的な比較としてコチラのレポートを参考にしていただければと思います(^_^;)

 それではまず、GRテレコン付、換算1400mmにて^^ (今回投稿の画像はクリックするとすべて拡大してご覧いただけます!)

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 OLYMPUS E-3 + BORG77EDII + 7215(1.4倍テレコンGR「ゴーストレデューサー」)

 さすが! 月面クレーターを写すのが本来の仕事なレンズの描写です!

 

 そして、この1400mmの状態にさらにオリンパス純正2倍テレコンを装着して換算2800mmの世界を!!

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 OLYMPUS E-3 + BORG77EDII + 7215(1.4倍テレコンGR「ゴーストレデューサー」)+ EC-20 (以下すべて)

 正直、この2倍テレコンを付けると松玉も梅以下の描写に落ちてしまうので解像度はダメダメかと思いきや、

 まだまだ大丈夫なようです!! BORG、恐るべし^^

 貝殻島にカモメがとまっているのが見えたりする☆

 

 以下、オマケ ^^ 2800mmで遊んでみました(笑)

 烏合の衆...あ、鵜合とは書かないんだね(^^ゞ ゴメン、鵜よ~

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 さすがに暗くて、SSを稼げませんでした_| ̄|〇

 

 いやしかし、テレコンを2つも噛ましているとは思えない描写っすわ◎

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 ロシア領域...漁をするのはロシア船...なんだか憎たらしいぜよ (#゚Д゚)

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 撮影:撮影:2010年2月22日

 

 いやしかし、此処まで来ていながら貝殻島灯台ばかりに夢中になり過ぎて、

 納沙布岬灯台を一枚も写していなかった、というのはお約束ということで(^_^;)

 

 道東編(前半戦も後半戦も)まだまだ在庫ございます(;´ρ`)

エゾフクロウ の 今 @空知某所 ^^

火曜日, 3月 9th, 2010

 道東編やらなくっちゃいけないんですがスミマセン...ゴメン厚岸、もうちょいお待ちを(^_^;)

 やはりBORGを振り回す以上、フクロウはどうしても外せませんですわ^^

 モフモフの羽毛をモノにしたいという欲望を押さえられませんでした(爆)

 

 眠いよ~

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 以下、全て OLYMPUS E-620 + BORG77EDII + 7215(1.4倍テレコンGR「ゴーストレデューサー」)

 (今回投稿の画像はクリックするとすべて拡大してご覧いただけます! 是非拡大してみてネ☆)

 

 モッフモフ@1400mm、たくさん続きます (*^^)v

 

(さらに…)

野付半島のオオワシ<序章>

木曜日, 3月 4th, 2010

 釧路湿原&道東街撮り編を残したままで気が引けますが、コチラを先に少々...

 重連狙いの時にも考えていた猛禽類ですが、今一つ何処ら辺にいるのかわかっていなかったもので写せず(^^ゞ

 後から野付半島~オホーツク海側のポイントを教えてもらったり知ったりしました◎

 もっとも今回の「東へ!」は写真撮影のほかに目的があったもので...後々、機会あれば語りますが...

 まずはデジボーグの威力を試してみたい!ってのはありましたね(笑)

 オオワシ(大鷲、Haliaeetus pelagicus)は、動物界脊索動物門鳥綱タカ目タカ科オジロワシ属に分類される鳥類。

 ちょうど2年前に小樽(高島岬 祝津展望台)で写して以来、ずっと会いたかったんですわ^^

 さすがに野付半島の最盛期は過ぎていたんだけど、

 ところどころに見かける鳥の王者の風格、遠くを見つめる眼差しは魅力的だね!

 

 まずは珍しく(普通の望遠ズームで)風景と絡めて^^

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 OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD(竹の望遠ズーム)

 (今回投稿の画像はクリックするとすべて拡大してご覧いただけます! 是非拡大してみてネ☆)

 

 遠くに見える島は国後島ですね...そして沖合に水平に続く白いラインは流氷です。

 しかし、自分はバチ当たりなんだけど流氷に全く興味がなく今回も流氷を写そうとは全く思わず、

 これはたまたま写っていただけのシロモノです(^_^;)

 

 比較的近いところに止まっていた! まずは300mmで...

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 OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL ED150mm F2.0(宝玉松玉)

 

 続いて、2倍テレコン付けて600mm!!

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 OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL ED150mm F2.0 + EC-20

 

 そして...デジボーグ...1400mm!!!

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 以下、全て OLYMPUS E-3 + BORG77EDII + 7215(1.4倍テレコンGR「ゴーストレデューサー」)

 

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 ついでにオジロも...ちょっと遠かったかなぁ~

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 ちょいとトリミングしてみる^^

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 この解像感は圧倒的でカメラレンズでこの焦点距離だったらまず出ないだろう...如意棒ドナドナを決意させた一枚(爆)

 

 一応、トドワラは写していた...ホントはスノーシュー持ってきていたので近くまで行けばいんだけど、時間なくてね<m(_ _)m>

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 1400mmのトドワラでした(*^^) 

 

 撮影:2010年2月22日

 

 湿原編もあるし雪あかりもあるし...今回のつづきもた~くさんあります_| ̄|〇

 to be continued...

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010

金曜日, 2月 26th, 2010

 新夢が丘・・・湿原号写真のロケーションの中では撮影場所までの道のりが遠く登山もあるために、

 最も難易度が高い“秘境”ということになっている...

 昨年、beniさんがトライして見事な風景を切り取っていた!のもあって、

 自分的には全く違った切り取りでそこを撃ち落してみたいと構想を練っていたw

 ちなみに“新”があるのだから“旧”もあって、ふつうの「夢が丘展望台」というのがデフォルトで存在している。

 しかし、さすがは釧路湿原だけあって、メンテナンスが行き届いていないと木がすぐに成長し、

 展望台が森になって何も見えない単なる丘になってしまうサダメなのだ(爆)

 そしてご多分にもれず、新夢のほうも木が成長しているようで、

 今まで使えていたロケーションがNGとなってしまい、

 イナバ物置よろしく100人乗っても大丈夫、とはいかなくなってしまった_| ̄|〇

 今年はさらなる秘境を目指していたbeniさんも人跡未踏の地に辿りついたとしても何も見えなかったかもしれない。

 新天地へと往く路も覚束ないまま、いつのまにか今年も新夢で撮ることになったようだw

 で、秘境ということで最難関ということであったが自分的には屁でもなかったといったところだ◎

 どちらかというと、体力的なことよりは在来線が通る時間帯、時刻表のチェックが大切なことだろうか?

 雪原は音を吸収するので、列車の存在に気付きにくいので危険なんですわ(^_^;)

 その点(ダイヤ)は近くにいる筋鉄軍団に聞くと懇切丁寧に教えてくれると思う^^

 それと秘境ということで厚めの服装で行ったのが失敗で、思いのほか天気が良くって、

 陽差しが強く、全身汗だくで雪で顔を洗ったことでしょうかね(笑)

 撮影場所には今年の重連が標茶までの運行ということもあって、例年ではあり得ない数の鉄ちゃんがいた!

 ただし、偶然かもしれないが、皆、快いマニアさんばかりで、安心できる環境だった◎

 罵声や雄叫びが全く聞こえなかったのが実に清々しかった^^

 

 定刻...遠くの方から汽笛が鳴り渡り、しばしの刹那、重連が思いのほか煙を巻き上げながら現れる!

 普通、此処からは雄大な湿原を絡め、横位置で全体の雰囲気を出す構図がお約束なのだが、

 普通ではない自分は脇差(?)の100mm画角でまずは縦位置にブッタ切る(爆)...絶対に被りようないのが自慢だ(笑)

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010 _001

 OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD(竹の望遠ズーム)

 (今回投稿の画像はクリックするとすべて拡大してご覧いただけます!)

 

 

 で、やりたかったのはコレ...高い打点からの正面突破!

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010 _002

 

 デジボーグ(天体望遠鏡)を此処でやらかすお馬鹿さんはアタシくらいだ(爆)

 一見、この写真を見て此処が何処か?なんて証拠を残すつもりは微塵もない!

 しかし、大自然の中、この高い視点からの圧縮切り取りなんて出来る場所は限られている◎

 山の上から如何に迫力が伝わるかだけを考えた☆

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010 _003

 

 念のため1.4倍GRテレコン外して換算1000mmにしておいた(^^ゞ

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010 _004

 

 思いのほか煙が多くて(苦笑)、後方のカニ目がちょっと隠れてしまったけどネ^^  Goodでした~☆

新夢が丘を往く ~ SL重連湿原号 2010 _005

 OLYMPUS E-620 + BORG77EDII

 撮影:2010年2月6日

 

 ...ここで残念なお知らせ...

 先日2月21日、「太鼓のロクさん」こと、高田 緑郎さんが人生のバチを置かれた...享年94歳。

 SLニセコ号運行時に倶知安駅で太鼓を叩く姿を知ったのが自分は最近のことだった...

 1年半ほど前に倶知安駅にてお会いして、お話を伺えたことが良き思い出として残っている...

 1951年頃から国鉄倶知安機関区に勤める傍ら、旧国鉄野球部の応援を始めたそうだ。

 小柄な身長150センチの身体から力いっぱい太鼓を打ち鳴らしていた姿が印象的だった。

 相手の好プレーにもエールを送る人柄は敵味方関係なく多くの人に慕われていた。

 昨年3月に心臓病で入院したが、退院後もバチを握り、7月の都市対抗道予選で周囲の制止を振り切って

 3時間も演奏、直後に意識を失い病院に運ばれたそうだ。

 野球の応援はそれが最後となった...(2010.2.23 道新朝刊小樽後志版より)

 

 ダスヴィダーニャ、ロクさん(涙)   ご冥福をお祈りいたします。