野付半島のオオワシ<飛翔>

 野付半島に戻ります(^^ゞ

 さて、オオワシの情報がないかと、最寄りの野付半島ネイチャーセンターへと寄りまして、

 係のオネイサンにいろいろとお話を伺ったところ、

 「アッチの浜のほうにアザラシが上がっているんでみてきてください」という。

 その言葉の意味するところをのんき屋の自分は勘違いして、

 アザラシが浜で日向ぼっこでもしながら鳥と戯れているんだろうと妄想していた(苦笑)

 で、行ってみたのですが、そこでは驚愕の現実を目の当たりにしたのでした!

 いやぁ、まいりました(*゚∀゚) 浜に上がっていたのはアザラシの屍だったんですよ_| ̄|〇

 普通、家畜だったら野生動物の餌食になる時はやわらかい下腹部(正確には陰部)から貪られます。

 で、アザラシの場合は下腹部のほうも硬い毛皮で覆われているので、

 鳥たちは一番やわらかい頭部(正確には眼球や口腔)から啄むのでした。

 そこには無残な頭部を晒したアザラシの屍が横たわり、それを鳥たちが啄むシーン...

 まさに鳥獣戯画じゃなくって地獄絵図(,,゚Д゚)

 さすがにそれはUP出来ません×××

 

 気を取り直して、オオワシが大空へと舞い上がるところを◎

 (今回投稿の画像はクリックするとすべて拡大してご覧いただけます!)

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 接近!

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 なんか挙動不審(^_^;)

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 テイク...

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 オフ...

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 近づき過ぎて画角に入らん(^_^;)

 

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 アディオス...

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 この大空に~翼をひろげ~飛んで行きたいよ~悲しみの無い~自由な空へ~翼はためかせ~行きたい~

 

 OLYMPUS E-3 + BORG77EDII + 7215(1.4倍テレコンGR「ゴーストレデューサー」)

 撮影:2010年2月22日

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6 Comments

  1. ariari より:

    「アザラシが上がっていますよ」…ルンルンと見に行って…_| ̄|○
    こんな感じの本部長さんが想像できて…でも、一応撮ったんですね、それ。
    何と云いますか、どんな世界でも弱肉強食が世の常で、人間も戦で生き残ってきました。
    争うのは生きるため、仕方がナイのかもしれませんけど、まあ、やだなあ(笑)。

    • 本部長 より:

      ariariさん、レスがたいへん遅れてゴメンナサイ<m(_ _)m>
      まぁ、ノンキなものでアザラシがゴロンと日光浴でもしてるのだろうと思って(^^ゞ
      たしかにゴロンとしてましたよ(爆)
      ファインダー覗くまで何故動かないんだろうと不思議な感じでw
      ピント合わせてはじめて地獄の光景を目の当たりにしました_| ̄|〇
      記録として残してあります...

      戦、小市民レベルから真摯に取り組まなくてはいつまでも戦争は終わらないというのが自論です。
      戦時下にある国はもっと大きな問題を抱えてはおりますが、
      究極的には一人一人の人間の問題が積み重なってまわりまわって戦争になるのではないでしょうか?
      悲惨な戦争や差別、虐殺などを非難する前に身近なトラブルに如何に対処して取り組まねばならないと思っております。

  2. 閑居 より:

    テイク・・オフ!ここがかっちょいいです。
    特にテイクの溜めのところ、心身ともに大空に舞い上がらんとして、
    波動砲エネルギー充填99%といったところでしょうか。
    本部長さんのところでボーグの写真をたくさん見ているうちに、
    私の閲覧仕様の標準がボーグ感覚になりそうでこわいです。
    良い写真を見せて頂きました。

    • 本部長 より:

      閑居さん、レスが遅れに遅れ、申し訳ございませんでした。
      飛び立ちのシーンは絶対に撮りたいと思っていたので念願叶いました!
      しかも2羽ならんでいたので絵になって嬉しい限り^^
      強いて言えばSSを稼げなかったのが課題で完全に止めるまでは毎年通おうかと(笑)
      ボーグ写真、さすがに視野が狭いので写真的には画風が限定されがちで難しいのですが、
      いずれ、こんな写真も天体望遠鏡なのか!というのも写してみたいと企んでますw
      閲覧仕様、ボーグに合わせると普通の望遠が広角になってしまいますね(^^ゞ
      今年はどれだけの珍しい被写体(主に珍鳥と小動物)を写せるかが課題です☆
      ...絶対に写したい餌付けシーンがありますもので...謎

      閑居さんの我路の夜撮、触発されました!
      我路の街、実は去年の秋にポジフイルムで写したのでもう最後にしようと誓ってました。
      まだ未UPの写真なんですが、渾身の力を捧げました。
      しかし、よくよく考えてみると夜は写してなかったと強く後悔し、
      3/28の深夜に写して来ました!
      閑居さんと被るとか被らないじゃなく、素直に気持ちを向けてみましたね◎
      もっとも広角で写すとアングルは限られるのですが(^_^;)
      で、驚いたのが閑居さんも数日前に再訪してたのですね!!
      映写機と郵便局、自分は2日前に押さえていたりして面白いものですね^^

      転勤のお知らせ、閑居さんの北海道写真が少なくなり、
      とても残念ですが彼の地でのご活躍を期待しております(仕事も写真も)!
      街の夜撮、なかなか難しいというのも今回実感しましたが、
      閑居さんの分もなんとか頑張って写してゆこうと思います☆

  3. のんのん より:

    臨場感たっぷりですごいです!
    飛び立つ前の挙動不審?がおかしい・・( ´艸`)ムププ  風を読んでいるのかな?
    同じ鳥でも個体で嘴や羽に違いがあるのですね。アディオス・・力強い飛び立ちです。
    隣の子の表情がいいですね。「あら、行っちゃうの?」みたいな・・^^

    • 本部長 より:

      のんのんさん、コメントレスが遅れて大変申し訳ございませんでした<m(_ _)m>
       ...今後も見捨てず、生温かく御見守りくださいませ^^

      臨場感、まさに狙いはそれなんです!
      まだまだ磨いていこうと思ってますね◎
      羽毛の一本一本まで解像しつつ、ダイナミックなシーンを☆

      挙動不審、風を読みつつも、きっと重装備の変な人間(中年♂)を警戒していたことでしょう(爆)
      この飛び立っていった個体はまだ若鳥です(「なると」じゃないけど)(^^ゞ
      完全な成鳥は翼の白い羽根の面積がもっとあって広い帯状です。
      隣のはたぶん老鳥に近い部類だと思います。
      オスとメスでも大きさや模様が微妙に異なりますし、その辺はあまり詳しくないのですが、
      鳥は基本的にオスが派手でメスが地味なのですが、オオワシはそれほど柄的には大きく違わないようです。
      メスの方が少し大きくワシの世界は女子の方が強いのではないでしょうか?(苦笑)

      アディオス、「コンドルは飛んでいく」といったシーンを描きたかったというところです^^
      サイモンとガーファンクルのあの名曲ほどゆったりはしてられないのですがね(^_^;)

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