『星空に聳ゆ』 ☆祝 第3回北海道炭鉱遺産写真コンテスト ~ 最優秀賞受賞!

 ひとつの目標を達成させました

 このコンテストはなんとしても勝ちたかった...

 激忙しいさなか、時間(睡眠時間)を工面して早朝(深夜?)攻め続けた空知行脚が実を結んだ◎

 

 題名: 『星空に聳ゆ』

『星空に聳ゆ』

 

 OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0(松の超広角ズーム)

 撮影:2009年12月11日

 (画像をクリックすると横幅1200ピクセルまで拡大できます!)

 

 レンズは松玉だけどカメラ本体は入門機なんだよな^^

 OLYMPUS ~ フォーサーズで勝てたのが嬉しかった☆

 マイナス10℃、30分間の長露光でちゃんと動作したのが驚きだった!

 カメラ本体は真っ白に凍結しレンズ前玉には霜が張るんだけど、

 このレンズのコーティングは特殊で霜がほとんど付着しなかった!

 ちなみにフラッグシップのE-3は30分露光後のバッファ中に落ち続けた_| ̄|〇

 余談ながらフイルム(PENTAX67II)のバルブ撮影はレンズが凍る以外は全く無敵だった^^

 

 で、もうひとつのサプライズというか奇跡☆ It’s a miracle★

 優秀賞(第2位)は写真仲間のbeniさんでした!!

 こちらは春宵の夜桜、自分も大好きな桜を絡めた素晴らしい写真です◎

 個人的には第10回雪あかりの路フォトコンテストの時のワンツーフィニッシュの逆転で一矢報いました^^

 恐るべし空知組夕張班です(笑)

 

 追伸: この勝利を空知で生まれ育った亡き母に捧げる。

26 Comments

  1. 摩耶 より:

    最優秀賞受賞おめでとうございます。
    雪の大地を踏みしめて星空にそびえる見事な作品ですね。  
    写真のことはよく分からない私ですが、本部長さんの愛情を感じました。
    お母様も受賞喜ばれてらっしゃると存じます。

    • 本部長 より:

      摩耶さん、ありがとうございます。
      この場所ははじめて訪れた時からただならぬ畏敬の念を感じておりました。
      現存する炭鉱遺産の中でも美しく残されている稀有な存在なので力が入ります。
      11月から4回撮影しに行ったうちのラストでした。
      どこまでも心を込めたという意味ではたしかに愛情な部分もありました。
      街の盛衰から往時を偲び、今を生きて往く街をみつめるのが好きですね。
      いやしかし、小さい頃に空知の町を母とバスでまわったのがそんな遠い昔に感じられないでおります。

  2. あやや より:

    ほんとうにおめでとうございます!
    これまで数々の受賞歴をお持ちの本部長さんですが、
    こだわり続けてこられた旧産炭地での最優秀賞受賞に、ひとしお重みを感じます。
    美しく静謐な中にも、何か熱いものが伝わってるような写真・・・
    まさに星降る夜に、ここで熱写しておられた本部長さんの思いそのままのような。
    フィルムで応募されたという方の写真もぜひ見せて下さいね。

    • 本部長 より:

      あややさん、ありがとうございます。
      今まで2位に入ったのが3回もあるんですが優勝ってのがなくて困ってました(^^ゞ
      お蔵入りの多い自分の写真で唯一広く世に公開されるのがこういう場かもしれません。
      勝つのが目的ってわけじゃないですが、伝えたいメッセージを一番伝えられます。
      それゆえ、今、秘かにアサカメに送ったりしはじめました☆
      自分でも今までよくわからないことが多かったのですから
      日本中に現実を描写し知っていただくのはライフワークではないかと思っております。

      旧産炭地・炭鉱遺産にかかわらず、自分の目指す“芸風”は美の追究です(笑)
      それでいて温かさや温もりが現れていたら本望ですね^^
      ちなみに長露光で撮影している時間は至福のひと時でした。
      川のせせらぎの音だけが聞こえる暗闇ですが、なんとも神秘的で心が落ち着きました。

      フイルム(ポジ)の写真の方が個人的にはお気に入りで、恐ろしいほどリアルに写っております!
      いずれ蔵出ししますので、しばしお待ちを(^_^;)

  3. こもれび より:

    おめでとうございます。
    努力が写真ににじみ出ているような気がします。

    • 本部長 より:

      こもれびさん、ありがとうございます。
      たしかに通う労力は費やしましたが道中含め、楽しい時間を過ごさせていただきました!
      最近はなかなか夜出掛けられてませんが、3月に入ってからまたボチボチやらかそうかと思ってます。
      月齢表と空模様だけが頼りです(笑)

  4. kichi より:

    コメントあまりしていませんでしたが、いつも拝見してましたよ♪
    最優秀賞、おめでとうございます^^!!
    素晴しいですね☆

    • 本部長 より:

      kichiさん、ご無沙汰です^^
      自分も拝見しております。
      今年は雪あかりもお越しいただきましてありがとうございます!
      なんとか射止めた最優秀賞でした◎
      もっとも此処の写真はまだやり残したことがあるので、
      コンテストとは別に自分の理想とする写真を撮り続けたいと思ってます☆
      頑張ります!

  5. ariari より:

    いち早く知っていたけれど、秘密にするのが辛くてw
    おめでとうございました〜〜。

    • 本部長 より:

      ariariさん、いや~、こっそり教えてくれてもいんですよ(笑)
      ☆のグルグル撮影のコツをお聞きしてからすっかり嵌まりまして感謝しております(^^ゞ
      今では月の加減など自分なりのパラメータを設定して写しておりますw
      炭鉱遺産はまた違うアプローチを考えなくては(大汗)

  6. hiros より:

    おめでとうございます。
    本部長さんの思いと努力が結実した価値ある一枚ですね!

    • 本部長 より:

      hirosさん、ありがとうございます^^
      (レスが遅れ過ぎてゴメンナサイ<m(_ _)m>)

      今まで様々な撮影で感動をもらい、写真人生が変わるほどの経験をさせていただいておりましたが、
      この昨年終盤の夜の旧産炭地シリーズもあの初マガン紀行と並ぶ思い出深いものとなりました!
      立坑櫓と対峙している、心の奥底から張り詰める時の移ろいの何と素晴らしいことでしたでしょうか☆
      こんな写真ばかりではないのですが、これがひとつの自分の芸風かなと思いながら、
      さらに磨き続けようと思っております!

  7. 閑居 より:

    最優秀賞受賞おめでとうございます。
    赤い立坑櫓を前に星が回る、ダイナミックな構図ですね。
    単に長時間露光というのではなく、様々な努力と工夫があったのでしょうね。
    素晴らしいです!

    • 本部長 より:

      閑居さん、ありがとうございます。
      此処の夜の撮影は都合4回やらかしました!
      そして当然のことながらすべて違う描写をしております^^
      まずは空模様でして、曇り空が晴れるのに3時間くらい待った時もありましたし、
      月が明るすぎるときは月の位置に神経を使いました。
      影の出方が全く異なったり、明るい月の時は空を青く染めることもできます☆
      正直、すべてが一期一会の写真でありましたね!
      この写真は4回目の撮影で月がかなり欠けた薄暗い状態でした。
      月が一番明るくなる南中を逆に狙い立坑櫓を浮かび上がらせようと努力(?)しました(笑)

  8. ショップミツウマの店長 より:

    受賞おめでとうございました。

    beniさんのブログも拝見して、本部長さんとの志を知り感心しております。

    最優秀賞にふさわしい、かっこいい力作だと思います(なんとも素人表現ですみません。)
    写真家の根性を見せていただいた気がします。

    • 本部長 より:

      ショップミツウマの店長さん、ありがとうございます。
      旧産炭地への想い、志はズリ山のごとしです^^
      この作品とは別の日にフイルム(リバーサル)で写した写真があるのですが、
      全く表情が違っていて、自分的にはそちらのほうが好みなんですよ(笑)
      (いずれUPします!)
      ただ、こちらの最優秀作がバランス良いことに間違いありませんね◎
      この場所だけ1か月の間に4回深夜(というか早朝?)攻めたのは根性というか、息抜きというか(^^ゞ
      少なくとも精神的に落ち着き癒されていたというのが正直なところです。
      また行けと言われたら喜んで行きたい☆というのが偽らざるところです^^

  9. nori238 より:

    受賞おめでとうございます。素敵ですね~。

    • 本部長 より:

      nori238さん、ありがとうございます。
      旧産炭地☆シリーズはまた春の陣を迎えます!
      冬とは違った趣きを表現したいですね◎
      まずは熊が出没しないうちに何とかしようと企んでますよ^^

  10. mamako より:

    おめでとうございます!
    本当に素敵な一枚ですね。
    星に吸い込まれて時間の旅に出られそうな気がしてきます。

    • 本部長 より:

      mamakoさん、ありがとうございます^^
      素敵に見えて嬉しい限りです◎
      別の日にポジフイルムで写した絵が全く趣が違っていて、そちらも美しいのですよ! 
      そちらもいずれUPいたします☆

      > 星に吸い込まれて時間の旅に出られそうな気がしてきます。
      これを撮影しているときの待ち時間、本当に空想の世界です(半分眠りこけて夢見てました 爆)
      静寂と自然界の威容、人間の小ささ愚かさ、そして勇気といったものを感じ、
      ロマンチックになったり寂寥を感じたりと、心の旅を満喫しておりました(笑)

  11. fujirinママ! より:

    最優秀賞おめでとう御座います。

    この星空、奇跡の様な美しさです。
    誰も敵う筈ありません。

    センス・繊細な心・努力のたまものです。

    • 本部長 より:

      fujirinママさん、ありがとうございます◎
      美しさという点では此処の場所を別の日にフイルムで写した作品があるのですが、そちらの方が上です^^
      しかし、この最優秀作の空の絶妙な色づかいも渋くて好きな感じです☆
      まぁ、気合いに関しては負ける気がしてません(笑)
      まずこの地に夜 足を踏み入れるだけでもかなりのハードルで一般人はビビって引き返すことでしょう(^^ゞ
      それを4夜、雨も降った日もあれば、雲で覆われていたのを晴れるまで待った日もあれば、
      マイナス10℃でカメラもレンズも凍ってしまった日もありました。
      そのどれもが思い出深く、楽しいと思い返せる精神的図太さでは全く無敵でしょう(爆)
      繊細な心はともかく、気持ちの込め方は尋常じゃないのは間違いありません☆

  12. Rufard より:

    思わず見とれる写真。美しいです。
    最優秀賞受賞おめでとうございます!!

    • 本部長 より:

      Rufardさん、ありがとうございます。
      此処の立坑櫓そのもの自体、美しく保存されていて何とかその雰囲気を生かせたかと思っております。
      立坑櫓の写りと星空を両立させるバランスというのが月の明るさによって決まるので、
      月齢表と当日の時間帯、そして空模様に悩まされながら山に籠もっておりました^^;
      そんなことも思い出となっております◎

  13. こんさん より:

    こんばんわ.
    リニューアル後ははじめましてですね.
    受賞おめでとうございます!!
    誰もが納得の1枚ですね!
    僕もこんな写真が撮れるように精進したいと思います.

  14. 本部長 より:

    こんさん、ありがとうございました。
    ようこそいらっしゃいませ!
    いやぁ、自分の写真は気分屋のようなもので波が激しいのですよ(笑)
    こんさんの美しい切り取り、いつも参考にさせていただいております。
    自分が目指しているものに似通っておりますもので(^^ゞ
    これからがんばりますのでよろしくお願いいたします^^

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