初夏の美唄炭鉱情景

 これから季節は冬に向かおうとしているのにどさくさにまぎれて初夏の情景を。

 今年の鉄路展に出した絵もあるんだけど今一度ごゆっくりご覧ください^^

 

 三菱美唄炭鉱立坑巻揚櫓の初夏、長閑な午後~夕暮れ前のゆったりした風景。

 このとき今年が記録的な酷暑になるだろうとは想像だにしてなかった...

 

 

 奥には三菱美唄炭鉱開閉所(立坑櫓の運転を司る中枢施設)が見える...

 

 

 ツツジの朱赤が立坑の朱赤に被る...

 

 

 ルピナス~旧産炭地に自生する情景~別名:閉山草とも云われる~不思議なくらい石炭がそこにあった場所に咲いている...

 

 

 ひっそり佇む美唄鉄道東明駅。このレンズ、開放だと思い切り周辺光量落ちするね...なんだかトイフォトとうかミニチュア写真みたいだ^^

 

 

 4110式十輪連結タンク機関車2号...この車両が佇む風景も好きだなぁ...往時を心の中で思い浮かべながら。

 

 OLYMPUS OM-4Ti Black + ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F2 + 富士フイルム FUJICOLOR 100

 撮影:2010年6月14

 

4 Comments

  1. Rufard より:

    巻揚櫓の朱が美しいですね。山の緑が映えます。
    ルピナスは公園や町中の街路樹側よりも、こういった場所が似合いますね。
    そして鉄道駅跡に多い気がします。廃線草という名前でも良いかもしれません(笑

    • 本部長 より:

      Rufardさん、此処の場所は自分の旧産炭地撮影の原風景なので思い入れが大きいんですよ。
      もともとこの櫓は朱赤に塗られていたわけじゃないんだけど(たぶんデフォは天然錆色w)、
      赤が周辺の緑と織り成すコントラストが美しい風景です。

      鉄道と炭鉱は切っても切れない関係にあるから、
      ルピナスの廃線草という呼び名もアリですね◎
      昔はそれほどたくさん見かけたわけじゃないのに、
      最近は本当によく目にするようになりました、ルピナス。

  2. mossie より:

    こんばんは。お邪魔致します
    ああ・・・矢張り OM-4 でしたか!・・・と思わせるカット。
    何かピンとする中にもホッとする感覚は銀塩ならではですね。
    明るめの露出も素晴らしいですし、何より消え行くものを記録なさろうという
    姿勢が芸術的な表現にまで昇華されていることが更に凄いと思います。
    お忙しいとは存じますが・・・
    銀塩もデジタルも、もっともっとたくさんのカットを拝見出来れば嬉しいですね。

    • 本部長 より:

      mossieさん、OM-4というか、50のF2マクロの描写ですね^^
      銀塩、特にネガ特有のコントラスト、何故か懐かしさを感じる色合いは、やはり好きですね。
      ネガゆえに露出はそれほど気にしていないのですが、どちらかといえば、
      アンダーよりはオーバーで写すことが多いです。
      芸術的表現なまでにはいっていないと自分では思ってますが、
      対峙する被写体に対しては最高の愛情を降り注いでいるつもりです。
      最近は機材ばかり増えて撮影が進んでおりません(大汗)
      デジタルはすぐにでも作例をUPすれば良いのですが、それもままならなくて(^^ゞ
      実は銀塩機ですが、OM-3を順当に入手したほかに、
      F2を2台(フォトミックとアイレベル)手に入れ!!
      おまけにF3までゲットしてしまいました_| ̄|〇
      F2は最高の機械で馴染みます◎
      F3は出来過ぎ君でトヨタの高級車みたいで好きになれないですが(爆)

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