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路地裏寫眞館 ~人の行く裏に道あり花の山~

銀塩写真による街撮りをメインに(するはずが)最新鋭デジタル機材もつかまされたり(爆)ただただ愛しきものを探して彷徨い歩く小樽人の備忘録

憧憬の遊び場

2015年末

 

しばらくこちらの更新をサボっているうちに大晦日になってしまいました(^_^;)  今年写しただけでも全然UP出来てないものばかりなんですが、いずれボチボチとやらかします(爆) んで、小樽チャンネルというフリーペーパーを同級生の中山仁史が手掛けて、その創刊号の見開きページにアタシの写真と文章を!ということで、個人的にもっとも小樽らしい絵と文章を書き下ろしたのでございます。まぁ、今の小樽ぢゃない「本当の小樽」がそこにありましたね。以下ごにょごにょ(笑) あと、同級生の記事も一緒に載せておきます。こちらも小樽人のハートに刺さる市場の記事となっております(^^♪  ということで、来年はもうちょっとUPする頻度を上げるのを目標といたします☆ よろしく4649です(笑)

 

※「憧憬の遊び場」 本文

昭和40年代、幼児期を小樽で過ごした人の心の中には「こどもの国」の思い出があるだろう。今、思うと質素でちっぽけな遊具ばかりであったが、当時の子供にとってそれは「夢の国」への入り口だった。カゴが6つしかない日本最小クラスの観覧車でさえ順番待ちで、ワクワクして乗ったものだ! 遊具の花形はゴーカート。トンネルや立体交差ありのコースに胸の高鳴りを覚えた! 園内は坂の下がミニ動物園となっていて、入園すると真っ先に放し飼いのヤギに取り囲まれた。ビクビクしながら手持ちの紙を与えたのも懐かしい。丘の上の食堂にあった出汁の効いた蕎麦が不思議なくらい旨かった。
友人の中には誕生日会を「こどもの国」で開いた強者も居た! 当時の豊楽荘のビアガーデンでジンギスカンを食べてから「こどもの国」で思う存分遊び、最後は「保証牛乳」でソフトクリームを食べるという究極の贅沢! いい大人になった今でも同じことをやってみたくなる(笑) それが遠い過去に出来たことは、小樽市民としての自慢話だ。そんな友人の親御さんの粋な計らいには今でも凄く感謝している。まさに夢のような日々だった...
「こどもの国」は、昭和45年5月5日のこどもの日に営業を開始した。月日が流れ、平成18年10月に36年間の歴史に幕を下ろす。今はどこの公園でも目にするような、ありふれた遊具が並べられている。かつて子供たちが歓声を上げた情景はもう此処にはない。誰もが親しんだ懐かしの遊具は尽く撤収された。かつて此処が遊園地だった面影も年々薄れゆくばかりだ。ただ、片隅には往時を偲ばせるコーヒーカップの“器”のみが地べたに置かれている。訪れる度に目に映るこの二度と回ることのないオブジェを見て、遠き日の思い出に浸る。

 

 

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